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愛犬みも次郎先生とのカントリーライフ


by mimojiro
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閉塞感がたまらない~ホテル・カリフォルニア~

昨日のNHK-BS SONGS PREMIUM
イーグルス/ダリル。ホール&ジョン・オーツを特集していました。

イーグルスといえば『ホテル・カリフォルニア』♪♪
涼たたが愛してやまない1曲!!
ああ、麗しの70年代よ!
激動のロック時代!
世界中、たくさんのバンド、ミュージシャンが現れては
消えていったけど多様性と個性に富んで、いい曲を残したのが
70年代の彼らたち。

その金字塔といえる『ホテル・カリフォルニア』
閉塞感がたまらない~ホテル・カリフォルニア~_d0237053_23503533.jpg

イーグルスは全員がリードヴォーカルをとれるメンバー構成を
目指したそうです。
閉塞感がたまらない~ホテル・カリフォルニア~_d0237053_23521340.jpg

小学生だった涼たたは、ドラムスのドン・ヘンリーが
ドラムを刻みながら『ホテル・カリフォルニア』を歌うと知ったときには
びっくり仰天しましたね。
閉塞感がたまらない~ホテル・カリフォルニア~_d0237053_23525039.jpg

そして、曲の最後のギターパート
ドン・フェルダーの12弦ギターWネック!とジョー・ウォルシュのギターがさく裂・・・
閉塞感がたまらない~ホテル・カリフォルニア~_d0237053_0182050.jpg

鳥肌モンです。

この曲、歌詞がわからなくても印象的なんですが
歌詞を知れば、さらにぐぐっとくるんですよ。

~暗い砂漠の中、車を走らせて
彼方に輝く光を見つけ立ち寄った
そここそが『ホテル・カリフォルニア』だった
「ここは天国か?それとも地獄か?」とおそるおそる足を踏み入れる
たくさんの部屋があるとても素敵なホテル
中庭では皆がダンスをしている
大切な何かを思い出すために踊る人
大切な何かを忘れるために踊る人
ボーイを呼び、ワインを頼むが
彼は言う・・・
「1969年からスピリット(魂・精神)はおいてございません」
われわれは皆ここの囚人
好きなときにチェックアウトはできるが
永遠に立去ることはできない・・・~

ざざっとこんな歌詞なんです。
この内容についてはいろんな意見があります。
『ホテル・カリフォルニア』=『ベトナム戦争に敗れたアメリカ合衆国』説
『ホテル・カリフォルニア』=『ウォーターゲート事件でのアメリカンドリーム消滅』説
『ホテル・カフフォルニア』=『商業へ走った音楽業界』説
etc・・・
なるほど、歌詞のここが問題の個所ですね。
~We haven’t had that spirit here  Since nineteen sixty-nine~

涼たたもこの歌詞の持つ閉塞感がたまりません。
そして、この曲を聴くとあの映画のワンシーンが・・・
オーバーラップするのです。
しつこく、またでました~!!
キューブリックのシャイニング!!

ジャック・ニコルソン演じる主人公ジャックが幽霊バーデンに
アルコールを薦められ、禁酒の誓いを蹴散らして
にやっと笑い⇒これまたジャック・ニコルソンの退廃的な狂気演技が最高⇒
グッとバーボンを飲みほすシーンがあるんですが
もう映画のホテル(オーバービューホテル)が
まさにこの、逃れられないイーグルスの
『ホテル・カリフォルニア』なんですよねぇ。。。

カリフォルニアとは名ばかりの暗く、ヘヴィな
ホテル・カリフォルニア』を単能あれ!!

ああ、カラオケに行きたいっ!!
by mimojiro | 2012-01-27 23:45 | 音楽