夏との出会い
2011年 07月 16日
『夏は大嫌いだ。
それは暑いからじゃない。
夏になるとすべてがあるがまま以上にあらわになり、
はなやいでしまうからだ。
人がいたるところにどっと出てきて本来の速度よりも
少し速く歩きはじめる。
でもそんなことは夏が嫌いな原因じゃない。
本当は夏があまりに遠く存在の寒さと死から離れているからだ。
・・・・・・(途中省略)
・・・・・
そんなわけで僕はこの夏、昼間はずっと冷房装置のある密室に
こもっていた。まるで死人のように、そして夜になるときまって
ドライブへ出かけた。朝になるまで。
僕には夏の出会いなんて信じられないし、
夏から本当のものがやってきたためしがない。』
この文章は、若くして亡くなった音楽評論家の
間章(あいだあきら)の本
“ロックエッセイ・僕はランチにでかける”からの抜粋です。
直たたは、この文章が大好きです。
ポップスを卒業して、ロックを大好きになった人は、
この感じを共感できるのではないでしょうか。
間章は、夏の出会いはないと言っているけれど、
ふつうの音楽評論家よりはるかに夏の出会いをよく知っている。
きっとレイ・ブラッドべりの小説「たんぽぽのお酒」をよく読んでいたんじゃないかな。
今日は、涼たたとみもと直たたは、大森山へドライブへいきました。
日本海を見ながら、車のラジオではピーター・パラカンのウイークエンドサンシャイン。
プルース・スプリングスティーンの3rdアルバムからの曲がかかりました。
ロック好きの直たたは、すぐに彼の曲とわかりました。
このサックス奏者は、スプリングスティーンの片腕、クラレンス・クレモンズさんです。
なんと6/18にクレモンズさんが亡くなり、彼を偲んでの追悼特集とのことでした。
彼の経歴がラジオで紹介されました。
若いころ、フットボールとサックスに熱中、音楽生活のまえは、
少年のカウンセラーをしていたとのこと。
きっと彼は心優しい人なんだ!と、ぼくは嬉しくなりました。
大森山でたけさんと合流。
いけ、みも!
ゴーゴー。
日ぐらしの抜け殻発見。
ゆったりと時間が流れる。
お昼になりました。
2gaさんより、携帯に連絡あり二階堂和美のCDを届けてくれるとのこと。
愛車で息子さんと一緒に、たた家へ来てくれました。
暑いのに、御苦労さま。ありがとう!
昼寝のあと、ジュンク堂秋田店へ岩波文庫新刊を買いに。。。
『花・死人に口なし』シュニッツラー著
この文庫、まっていました。
シュニッツラーのファンの直たたです。
収められているのは、9篇の短編小説です。
『花』と『ギリシャの踊子』という過去に出た2冊の岩波文庫の
カップリングともいえる本ですが、
収めてあった内容は、すこし変えてありました。
訳者は、番匠谷英一・山本有三。
番匠谷英一の訳したドイツ文学の岩波文庫を直たたは集めています。
今日は、土曜日。
NHK-FMのラジオマン・ジャックの放送日(午後4時)。
テーマは、「アナログ」。
レコードやカセットテープへのこだわりについての
リスナーからのメールがおもしろかった。
直たたは、アナログ人間です。
ラジオの部品で言うと、
真空管、トランジスタまでで、パソコンの半導体(CPU、メモリー)は、
興味なしです。
もう10時すぎか。
古いジャズピアノのCDを聞きながら
一杯やっている。
涼たたとみもは寝ている。日中の疲れで、ぐっすりと。
それじゃあ、おやすみなさい。
それは暑いからじゃない。
夏になるとすべてがあるがまま以上にあらわになり、
はなやいでしまうからだ。
人がいたるところにどっと出てきて本来の速度よりも
少し速く歩きはじめる。
でもそんなことは夏が嫌いな原因じゃない。
本当は夏があまりに遠く存在の寒さと死から離れているからだ。
・・・・・・(途中省略)
・・・・・
そんなわけで僕はこの夏、昼間はずっと冷房装置のある密室に
こもっていた。まるで死人のように、そして夜になるときまって
ドライブへ出かけた。朝になるまで。
僕には夏の出会いなんて信じられないし、
夏から本当のものがやってきたためしがない。』
この文章は、若くして亡くなった音楽評論家の
間章(あいだあきら)の本
“ロックエッセイ・僕はランチにでかける”からの抜粋です。
直たたは、この文章が大好きです。
ポップスを卒業して、ロックを大好きになった人は、
この感じを共感できるのではないでしょうか。
間章は、夏の出会いはないと言っているけれど、
ふつうの音楽評論家よりはるかに夏の出会いをよく知っている。
きっとレイ・ブラッドべりの小説「たんぽぽのお酒」をよく読んでいたんじゃないかな。
今日は、涼たたとみもと直たたは、大森山へドライブへいきました。
日本海を見ながら、車のラジオではピーター・パラカンのウイークエンドサンシャイン。
プルース・スプリングスティーンの3rdアルバムからの曲がかかりました。
ロック好きの直たたは、すぐに彼の曲とわかりました。
このサックス奏者は、スプリングスティーンの片腕、クラレンス・クレモンズさんです。
なんと6/18にクレモンズさんが亡くなり、彼を偲んでの追悼特集とのことでした。
彼の経歴がラジオで紹介されました。
若いころ、フットボールとサックスに熱中、音楽生活のまえは、
少年のカウンセラーをしていたとのこと。
きっと彼は心優しい人なんだ!と、ぼくは嬉しくなりました。
大森山でたけさんと合流。
いけ、みも!
ゴーゴー。
日ぐらしの抜け殻発見。
ゆったりと時間が流れる。
お昼になりました。
2gaさんより、携帯に連絡あり二階堂和美のCDを届けてくれるとのこと。
愛車で息子さんと一緒に、たた家へ来てくれました。
暑いのに、御苦労さま。ありがとう!
昼寝のあと、ジュンク堂秋田店へ岩波文庫新刊を買いに。。。
『花・死人に口なし』シュニッツラー著
この文庫、まっていました。
シュニッツラーのファンの直たたです。
収められているのは、9篇の短編小説です。
『花』と『ギリシャの踊子』という過去に出た2冊の岩波文庫の
カップリングともいえる本ですが、
収めてあった内容は、すこし変えてありました。
訳者は、番匠谷英一・山本有三。
番匠谷英一の訳したドイツ文学の岩波文庫を直たたは集めています。
今日は、土曜日。
NHK-FMのラジオマン・ジャックの放送日(午後4時)。
テーマは、「アナログ」。
レコードやカセットテープへのこだわりについての
リスナーからのメールがおもしろかった。
直たたは、アナログ人間です。
ラジオの部品で言うと、
真空管、トランジスタまでで、パソコンの半導体(CPU、メモリー)は、
興味なしです。
もう10時すぎか。
古いジャズピアノのCDを聞きながら
一杯やっている。
涼たたとみもは寝ている。日中の疲れで、ぐっすりと。
それじゃあ、おやすみなさい。
by mimojiro
| 2011-07-16 23:36
| 音楽